健康を意識する人へ！！ ～管理栄養士が教える野菜をたっぷり食べるコツ～

毎日野菜をしっかり食べたいと思いますか？

相当意識していない限りなかなか食べられないですよね。

ではなぜ野菜を食べた方が良いのでしょうか。

野菜に限らず食品の推奨量には、なぜその量が推奨されるのかそれなりの理由があります。

今回は毎日しっかり食べた方が良い？野菜についてお話しましょう。

 

野菜の目標摂取量

日本では1日の野菜摂取量の目標値が定められています。

外食やテイクアウトで食事を摂る機会が多いと、その目標量はなかなか達成できません。

では、野菜の目標摂取量や皆さんの普段の摂取量はいったいどれぐらいなのでしょうか。

・野菜の目標摂取量はどれぐらい？

・日本人の野菜摂取量

 

 

野菜の目標摂取量はどれぐらい？

日本人の1日の野菜の目標摂取量は350ｇ。

両手を広げて様々な野菜を混ぜた状態で山盛り1杯が100ｇ程度になります。

つまり両手いっぱいの山盛り野菜×3.5杯が、1日に食べてもらいたい野菜の量です。

 

 

日本人の野菜摂取量

野菜の摂取量は全国平均で280ｇ程度であり、目標量の80％しか摂れていません。

成人に関しては、250ｇ程度とさらに低い値になっています。

 

 

野菜350ｇ摂取を達成する為のコツ

難しいと思われがちな十分な野菜摂取ですが、ちょっとしたコツでその目標量は達成する事ができます。

野菜摂取のコツをいくつかご紹介します！

・重量のある野菜を選ぶ

・皿数を数える

・調理方法を変えて食べやすくする

・野菜ジュースで摂る

 

 

重量のある野菜を選ぶ

ごぼうやブロッコリーなどの重量のある野菜を選びましょう。

しかし野菜にはそれぞれ異なる栄養分が入っているので、多種のものをバランス良く食べるのが理想です。

 

 

皿数を数える

副菜である野菜料理の皿数を数えましょう。

サラダで1皿、ホウレン草の胡麻和えで1皿、魚料理の付け合わせで0.5皿というように、1日の野菜料理の皿数をカウントして、最低でも1日5皿を目指しましょう。

 

 

調理方法を変えて食べやすくする

ゆでる、蒸す、炒めるなど、加熱して量を減らして食べやすくしましょう。

 

 

野菜ジュースで摂る

自家製ジュースが理想です。

好きな野菜をジューサーにかけ、果物をプラスすると飲みやすくなります。

自家製が難しい様であれば市販の野菜ジュースでも構いませんので、意識して摂るように心掛けてみて下さい。

管理栄養士監修！野菜ジュースって体に良い？悪い？今日から始める野菜生活

 

今日から野菜を増やそう！

野菜不足は、生活習慣病を発症する大きなリスクと言われています。

これらの原因として考えられるのは、現代の日本人の欧米化した食生活にあります。

和食に比べて欧米食は野菜の調理法が少ない為、その分摂取量も減ってしまいます。

・なぜ野菜の目標摂取量は350ｇ？

・プラス70ｇを意識しよう！

 

 

なぜ野菜の目標摂取量は350ｇ？

糖尿病や高血圧などの生活習慣病と関連のある栄養素が野菜に多く含まれている為、その栄養素を十分に摂るには、最低でも350ｇ分の野菜が必要なのです。

 

 

プラス70ｇを意識しよう！

野菜の摂取量を毎日70ｇ増やしましょう。

というのも、日本人の野菜の平均摂取量が目標量にあと70ｇ足りない為、不足分を足そうと推奨しているものです。

70ｇ分を野菜に置き換えると、トマトであれば中くらいの大きさのもので半分、ホウレン草であれば2株分程度。

意識すれば食べられそうな量ですね。

 

 

野菜の目標摂取量のまとめ

野菜不足による体の不調は様々な部分に現れてくる為、人生100年時代と言われる今、将来を考えて健康でいられる食生活を意識する必要があります。

糖尿病を患う患者さんは、適正な野菜摂取により病気の悪化をかなり防ぐ事ができます。

野菜の力は絶大ですね。

日本橋茅場町のイートレパーソナルジムでは、管理栄養士による食事指導も兼ねたトレーニングコースが充実しています。

プロによる食事指導を受けて体の不調を緩和していきましょう。

 

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